デザイン制作の流れ
~制作フロー~
今回の記事は、デザインを制作する際の流れについて解説していきます。
チラシ・ポスターを制作したいけど、何からすればいいの?
何かをデザイン制作するときにどのような構成にするのか考えることも重要ですが、まずは制作物の情報を整理することが重要となります。
情報の整理を行わずイメージのみで制作してしまうと、後から「これもあった!」と追加の情報がでてきたりするため修正が必要となります。
また、情報の優先度によりレイアウトも変わってくるため、必ず情報の整理は行うようにしましょう!
~情報の整理~
情報の整理とは、制作の目的と読み手を意識した「いつ」「誰が」「どこで」「何を」「どのように」を明確にします。
例えば、カフェがオープンしたチラシを制作したいとき
チラシの目的:オープンしたことを告知する
いつ:オープンの日付
誰が:カフェ
どこで:カフェの住所
何を:カフェをオープン
どのように:手に取ってみてもらう
というようになります。
~配置~
情報整理を行った後、配置を考えていきます。
格子状のガイド線(グリッド線)を活用することできれいに配置をすることができます。
配置する際に意識する点について、読み手は近くにあるものを似た情報だと判断してしまうため、それを考えた配置が重要となります。
~強弱~
配置が終われば、情報に優先順位をつけ、強弱をつけていきます。
見てもらいたい画像を大きくしたり、伝えたい情報について文字の大きさ、太さで差をつけることで紙面内のレイアウトが魅力的なものとなります。
~配色・書体選び~
最後に意識する点は配色・書体選びです。
配色は紙面のイメージを大きく変えます。
また、紙面内で使用する色は基本的に3色以内におさえましょう。これにより統一感がうまれます。
配色のおすすめ本を添付しておきます。
見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色 新品価格 |
この本は、紙面のイメージに合った相性の良い3色の組み合わせを探せる本となります。
配色に迷ったらこの本から組み合わせを探せば良いので、僕自身も非常に重宝させてもらっています。
フォントについても基本的には1つのデザインに複数を用いるのは、統一感がなくなるためなるべくやめましょう。
フォントの勉強におすすめの本は、
ほんとに、フォント。 フォントを活かしたデザインレイアウトの本 新品価格 |
「ほんとに、フォント。」です。本の内容は、フォントの使い方について、良い例と悪い例が示されており、それのどこをどのように改善すれば良いのかが示されているため、非常に勉強になる本です。
まとめてみます。
①情報の整理
②配置
③強弱
④配色・書体選び
以上がデザインの簡単な制作フローです。
ぜひ、デザイン制作を行う際にご参考ください。
今回の記事は以上となります。ご覧いただきありがとうございました。