動画編集でマンガ風、集中線の作り方!
~フラクタルノイズ・極座標の活用~
今回の記事は、AfterEffectsを用いたマンガ風、集中線の作成法を解説します。
集中線ってどんなもの?
集中線とは、強調したいときに用いられる以下のような線のことです。
マンガなどで多用されています。
動画で強調したい場面に集中線を取り入れることで、よりインパクトのある表現になります。この表現を覚えておけば、様々な場面で活用することができると思いますのでぜひ覚えておきましょう!
手順を説明します。
~手順~
①AfterEffectsを起動し、白の平面を作成します。
②エフェクト&プリセットより「フラクタルノイズ」をドラッグ&ドロップで平面レイヤーへ適用します。
③「フラクタルノイズ」を適用後、数値を以下の赤枠のように設定します。
コントラスト:350
トランスフォーム
縦横比を固定のチェックを外す
スケールの幅:3.0
スケールの高さ:3000
さらに黄色枠のように展開へエクスプレッションそ適用します。(エクスプレッションの適用方法は「Alt+時計マークをクリック」)
エクスプレッション:time*1500
この設定で動きのある線が作成されました。
④エフェクト&プリセットより「極座標」を平面レイヤーへ適用します。
⑤「極座標」を適用後、数値を以下の赤枠のように設定します。
補間:100
変換の種類:長方形から極線へ
この設定で円形の集中線ができた後、トランスフォームのスケールの数値を変更し、画面いっぱいに集中線が表示されるようにします。(黄色枠)
⑥このレイヤーをプリコンポーズし、楕円形ツールをダブルクリックします。楕円形のマスクが生成されるので、反転へチェックを入れ、マスク境界のぼかしを300とします。
以上で集中線が作成されます。
様々な場面で活用できると思いますので、ぜひ覚えておきましょう!
今回の記事は以上となります。ご覧いただきありがとうございました。