デザイン制作のレイアウトの基本
~版面・整列~
今回の記事は、デザインについての記事となります。
内容はレイアウトの基本~版面・整列~です。
~版面~
版面は文字や画像を配置できる範囲のことを指します。
デザインを作成する際に自分で設定するものになります。
版面を狭く設定することで、落ち着いた印象や上品な印象を与えることができます。逆に版面を広くし、情報を詰め込んだデザインは賑やかな印象を与えることができます。
その制作物にはどちらが適切かを考えて設定します。
版面の設定ですが、基本的に上下左右4隅からの余白を同じに設定することで自然なデザインへと仕上がります。上下と左右の余白幅が異なる場合もあります。
お手元にある新聞折込チラシを見てみてください。
おそらく余白幅がそろっているはずです。
わざと上下・左右の版面バランスを崩すといったテクニックもありますが、それは少し上級者が使う技ですので、まずは基本に則りデザイン制作を行ってみましょう。
~整列~
デザイン制作を行う中でも基本となるのが整列です。
文字や図が整列されていることで自然と情報が伝わりやすいデザインとなります。逆に整列されておらず、バラバラになっているデザインは読みづらく、情報が伝わりにくくなってしまいます。
整列を行うために何を用いればいいのか?
整列を行うために用いるものとして、グリッドや補助線があります。
グリッドはデザインの版面に縦横に等間隔で配置された格子状ガイドを指し、補助線は文字や図の基準となる箇所に引く線のことを指します。
グリッドに沿って文字や図の配置を考えます。
グリッドの大きさは自分で設定し、大きく設定することでより整然さを演出でき、小さく設定することで、様々な配置のデザインを考えることができます。
補助線は文字や図の基準となる箇所に引くと記載しましたが、主に端や中央となる箇所に線を引き、それに合わせた配置を行うことできれいなデザインへと仕上がります。
ぜひ、デザイン制作を行う際にガイド線を描いてみてください。
きれいに整ったデザインが制作できるはずです。
今回の記事は以上となります。ご覧いただきありがとうございました。