デザイン

【デザイン】デザイン制作のレイアウトの基本~裁ち落とし配置・余白の設定~

デザイン制作のレイアウトの基本

~裁ち落とし配置・余白の設定~

 

今回の記事はデザイン制作の裁ち落とし配置と余白の持つ役割について解説していきます。

 

デザイン制作をしていて配置は何に気を付けたら良いのだろう…。

 

配置に困った際、これらの表現を知っておくことでデザイン制作のヒントになると思います。

 

~裁ち落とし配置~

 

以前の記事で版面について解説をしました。原則、紙面の4隅の余白を一定にする必要がありますが、裁ち落とし配置はその決まりを少し崩す配置となります。

裁ち落とし配置とは、写真や図を紙面に配置する際、それらがはみ出すように配置することを指します。

よく見かける、写真を紙面全体に表示している表現です。

 

この表現により写真の空間の広がりを表現できたり、被写体をより目立たせて躍動感のあるデザインへと仕上げることができます。

 

4隅全てを裁ち落とし配置にしなければならないということは無く、部分的に裁ち落としを行うことでもその表現の効果がでます。

 

適用例)走っている自動車の写真(躍動感)

部屋の写真(空間)

 

 

~余白~

 

余白は紙面上に何も配置されていない箇所のことを指します。

余白は様々な効果を持っています。

 

余白を少なくすることで紙面上の同じ要素の情報をまとめる役割や、それとは逆に余白を設けることで情報を紙面上で孤立させ目立たせる役割を持っています。

 

余白を小さくすることで、にぎやか・楽しさを表現することができます。

例)子供向け紙面、イベント告知紙面

余白を大きくすることで、静かさ・高級・上品さを演出することができます。

例)高級時計のチラシ、結婚式場のチラシ

 

余白を設定する際に、まず制作する紙面は余白を大きめにすべきか、小さめにすべきかを考えます。

その後、掲載する情報をグループ分けし、そのグループの優先度を決めます。最も目立たせたいグループには余白を大きめにとって配置してみましょう。そうすることでその情報を紙面内で目立たせることができます。

 

デザイン制作の中で、情報の配置は重要な役割を持っているのでぜひ注意すべき点を考えてデザインを制作してみてください。

 

 

今回の記事は以上となります。ご覧いただきありがとうございました。

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