周期表を使ってモーショングラフィックスの作り方を勉強する
その⑭~被写界深度編~
今回の記事は、周期表を使ってモーショングラフィックスの作り方を勉強するシリーズの第14弾です。
このシリーズは
モーショングラフィックスの作り方が分からない!
という悩みのある初心者の方へ向け、モーショングラフィックスの要素1つ1つの作り方が勉強できる記事となっております。
解説にあたり、以下のホームページよりモーション周期表のご準備をお願いします。
今回ご紹介するエフェクトは被写界深度です。
被写界深度とは、カメラでピントを合わせる際に発生するピントずれを再現するモーションのことです。
これにより奥行きを再現することができます。
~手順~
①AfterEffectsを起動し、新規コンポジションを作成します。幅300px、高さ450px、デュレーション04:00、背景色 淡いグレー系レッドとします。
②枠を作成します。長方形ツールをダブルクリックすることでコンポジションサイズの長方形レイヤーが作成されるので、塗りを無し、線を10.0とします。
③「Depth of Field」のテキストレイヤーを作成します。
④図形を2つ作成します。ここでは正方形レイヤーと円レイヤーを作成します。それぞれ長方形ツール、楕円形ツールで作成します。どちらも3Dレイヤーをオンにしておき、トランスフォーム→位置より、2つの図形の奥行きに差をつけておきましょう。
⑤カメラを作成します。右クリック→新規→カメラを選択します。
⑥レンダラーより「クラシック3D」を選択します。
⑦最後に、カメラのZ位置の数値を変更することでそれぞれにピントずれが生じるので、キーフレームを打ってモーションをつけていきましょう。
周期表では初の3Dレイヤーを取り扱うモーションでしたが、3Dレイヤーは特別難しいというわけではないので、ぜひ使いこなせるよう実践でご活用ください。
今回の記事は以上となります。ご覧いただきありがとうございました。