動画編集で滲むように出現させるエフェクト
~フラクタルノイズの活用~
今回の記事は、AfterEffectsを用いた動画編集でテキストや画像を滲むように出現させる表現について解説します。
標準エフェクトには無いオリジナルの表現をしてみたい。
これからご紹介する方法は、トランジション(場面転換)にも使える方法ですので、ぜひ色々な場面でご活用ください。
~手順~
①AfterEffectsを起動し、新規コンポジションを作成します。
②新規平面を作成します。(Ctrl+Y)
③エフェクト&プリセットよりフラクタルノイズを適用します。
④エフェクトコントロールパネルよりフラクタルノイズの数値を以下の通り設定します。
ノイズの種類:スプライン
コントラスト:250
複雑度:2.0
キーフレーム
明るさ:0秒時 数値-200
3秒時 数値200
展開:0秒時 数値0
3秒時 数値1×0.0
⑤テキストレイヤーを作成し、先ほど作成した平面の下へと配置します。
その後、トラックマットの設定を「ルミナンスキーマット 平面」を選択することによって滲みながら文字が出現する表現が完成します。
覚えると簡単に表現のできる方法ですので、ぜひ実践でご活用ください。
今回の記事は以上となります。ご覧いただきありがとうございました。